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2016年06月07日

感覚的と意識的。

お世話になります。

介護福祉士国家試験の為に
実務者研修を受ける職員さんがいます。


当人には経済的負担。

事業所にはシフト管理上の負担。



なんとかならないものですかねぇ。


…なんともならないんですけどね。

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感覚的と意識的について。です。


新人職員さんの中には
関わりが自然に行える人がいます。


ものすごく自然に。

声のかけ方
受け答え
距離感

まるでその方の事を
以前から知っているかのよう。



おぉぉ。
これは大型新人の登場か!?と
その時は事業所内が色めき立ちます。


しかし

しかしその職員さんは
数週間で壁にぶちあたるのです。

利用者様の
日々の変化に気付けない、という壁に。



関わりが大切、と知っている
関わりが自然にできる

でもそれは「感覚」で知っているだけ。
自然にできるから、目的をもって行ってはいない。



目的 → 利用者様の様子を知る



自然にできるから
深まっていかないんですね。



意識して、目的をもって関わる。

様子を知るために話しかける。
様子を知るために表情を見る。
だから変化に気付ける。



本当にあったウサギとカメ。



あ、決して自然に関われる職員さんを
否定しているわけではありません。


自然 → 意識 → ??

意識 → 自然 → ??


自然に行っていたことを
意識して行った先にあるものは?

意識して行っていたことが
自然にできるようになる。その先にあるものは?


その先にあるもの。
それぞれに大変興味があります。




Posted by グループホーム さいか at 20:09│Comments(0)
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